グーグルアドセンスのアンカー広告使っていますか?
私はかれこれ6ヶ月以上使っているのですが、これはアドセンスでの最適化テスト結果がかなり良好だったからです。
今回は、アンカー広告を導入した事による広告収益への影響についてと、私のブログでの導入設定について紹介します。
アンカー広告含む自動広告の設定状況
アンカー広告は自動広告で表示のオンオフが切り替えられる
現在グーグルアドセンスのアンカー広告は自動広告の一種として表示することができます。
昔は自動広告とは別にアンカー広告の設定が用意されていて、確か一定のアクセス数が無いと機能が開放されていませんでしたが、今は誰でも使うことができます。
アンカー広告の表示は、ページの上側に表示されるのが基本ですが、広告コードを改変することで下側に表示させることもできます。この広告コードの改変については下記公式サイトで解説されており、ポリシー違反とはなりません。
尚、アドセンスの公式サイトによるとアンカー広告は上側に表示した方が収益が高い事がテストの結果分かっているとのことです。
個人的にもアンカー広告は上の方が良いと思っています。ページの下に表示されると、スマホで記事をスクロールしていく時に邪魔ですからね。
そんな訳で私は初期状態のままアンカー広告を使っています。
PCへのアンカー広告表示
2021年7月からPCでもアンカー広告が表示出来るように変更されました。
自動広告の設定でワイドスクリーンへの表示という設定があり、これをオンにするとパソコンなど1000 ピクセル以上の画面でアンカー広告が表示されます。
私の場合、このPCのへのアンカー広告も表示させています。
アンカー広告以外の自動広告表示
アドセンスの自動広告には様々な設定がありますが、アンカー広告以外の下記広告については、全て表示をオフにしています。
- ページ内広告
- Multiplex広告
- モバイル全画面広告
- PCの全画面広告
ページ内広告については、自動配置ではなく、個別に表示位置を決めていて、具体的には目次上や見出し前、記事下に表示させるように設定しています。
旧関連コンテンツ広告であるMultiplex広告は、記事下に表示させています。
アンカー広告の最適化テスト結果はプラス10万円の収益向上
2021年9月にアンカー広告の効果についてグーグルアドセンスの最適化機能を使ってABテストを実施しました。
その結果、アンカー広告を使った方が1日あたり収益が111%上昇し、月間でプラス10万円の収益拡大が見込めるという結果になりました。
2021年9月途中からアンカー広告の運用を開始しましたが、9月と10月でアドセンス広告の収益を比較すると10月は9月に比べて125%の増益となりました。
そして、9月と12月を比較するとアドセンスによる絶対額は8万円ほど増えました。
全てがアンカー広告による恩恵ではありませんが、収益に対して好影響が出ているのは間違いないかなと思います。
アンカー広告を6ヶ月間運用した収益を分析
アドセンスでアンカー広告を6ヶ月間運用した結果、収益比率としては全体の約20%を占めるほどとなっています。
個人的な感想としては、結構な割合だと思っています。
アドセンス広告の収益を更に分解して分析してみます。
そうすると記事内の広告収益の割合が高いのは当然だとして、個人的に意外だったのがデスクトップのアンカー広告が意外にクリックされている点です。
6ヶ月間で全体収益の5.4%がパソコンの画面に表示されるアンカー広告からの収益となっています。
てっきりアンカー広告の収益は殆どがスマホ画面からだと思っていたので、この結果は意外でした。
因みに、タブレット環境のアンカー広告収益は全体の0.5%ほどでした。
タブレット環境からのアクセス自体が少ないですから、アドセンス広告の比率も低くなります。
以上のように、私のブログ環境においてはアドセンスのアンカー広告が高い収益効果を発揮しています。
そしてスマホでのアンカー広告表示だけでなく、PC環境のアンカー広告も収益に貢献してくれる事がわかりました。
どんなブログでも同様の成果が得られる訳では無いと思いますが、まだアンカー広告を導入していない方や、PCへのアンカー広告表示をオフにしている方はこの記事を参考に、自分のブログでどんな影響があるか試してみると良いでしょう。