先日はてなブックマークか、何かのアプリか忘れましたが、下記記事が目に止まりました。
この記事のタイトルを見た時、あれ?確かGoogleアナリティクスのページビューや訪問者数などを表示したキャプチャー画像ってブログなどのウェブサイトへ掲載するのNGだったよね?と思ったわけです。
Googleアナリティクスの画面掲載はOKとの回答もある
上記ブログ(halohalo.space)では、実際にGoogleに問い合わせて、検索連動型広告を担当するアドワーズ部門から問題ないという回答を得られたという結果になっています。
ここでアドワーズ部門からの回答というところに私は引っかかりました。
個人的なGoogleの印象として、検索チームやアドワーズチーム、そしてアドセンスチームでは情報共有している事もあれば、していない(あえてしない)事もあると感じています。
そして、これら部門ではそれぞれ異なる見解を述べるときがあります。
そこで私は、Googleアドセンスチームの担当者に直接メールで確認することにしました。
Googleアドセンスの担当者に確認した結果
前置きは置いといて、先に結論をいうとGoogleアドセンスからの回答は曖昧なものでした。
どんな回答だったかというと、担当者からは過去の経験を踏まえてアドセンスの利用規約に明記されている「本サービスとの関係において広告媒体の実績に関連したクリックスルー率その他の統計」と記載されている部分を引き合いに出して、Analyticsのデータであっても、具体的な数値を公開することはお勧めできかねますという回答でした。
更にこの回答もそのアドセンス担当者の個人的な見解である旨が強調されていました。
正確な判断は、Googleのリーガルチーム(法務部門)が判断するということだそうです。
尚、アドセンスチームのその担当者は、キャプチャー画像を送られても、Googleの法務部門へ確認してもらうことは出来ないということでした。
そのため、外部の弁護士など法律の専門家にご相談下さいということでした。
結局どうするのが良いのか
ここまでの話を整理すると、アドセンス広告を掲載しているサイトに対してGoogle Analyticsのページビュー数などの機密情報が含まれたキャプチャ画像等を掲載することはOKかもしれないし、NGかもしれないということです。
即ちリスクがあるということです
そして、Google Analyticsのキャプチャー画像掲載がOKかNGかの判断は、Googleの担当者や、部門によって認識が異なる場合もあります。
これらのことから、どうしてもアドセンス広告を掲載しているページに、アクセス解析の情報を載せたいなら、jetpackの統計情報などGoogle以外のサービスを利用することでリスク低減をはかった方がいいです。
Googleは巨大企業故に、アドセンスやアナリティクスに限らず検索サービスのSEO絡みでも人によって見解が異なる場合があるので、中々悩ましいところですね。