レンタルサーバのmixhostを使い始めてもう3年以上が経過しました。
そこで今回は、mixhostを実際に使っているからこそ分かる本当の口コミをお届けします。
mixhostは障害が多いという評判は本当なのか?
mixhostの評判で多いのが障害が多いという残念な意見です。
実際私も3年以上mixhostを利用していますが、他で利用しているコノハウィングに比べると障害に遭遇する頻度は多いです。
また、mixhost公式サイトに掲載されている障害情報を確認してみても、そこそこの頻度でサーバトラブルが発生しています。
ツイッター上で確認した評判でも、障害に関するネガティブな口コミを多く目にします。
mixhost サーバー落ちてる……
サーバー障害の為、サイトが表示できませぇ~ん。
エックスサーバーで6年以上やってるけど、こんな事は経験したことがない。
やっぱ、アダルト向けのレンタルサーバーは不安定なのかな!?
— ネトラーレ・ジュクジョスキー (@riadou5) October 5, 2020
サーバー自体がinternal errorになったり、不安定。
mixhostから障害報告も来たので、しばらく見守るしかなさそうです。— ちいラボ@ほっこりスマホ教室 (@chiilabo) September 26, 2020
mixhostを今も利用している身としては、以前に比べると障害に会うケースは少なくなりましたが、それでもコノハウィングなど他と比べると障害は多いです。
ConoHa WINGを1年以上使って分かったmixhostとの違いと個人的な評価
サーバを選ぶ上で障害の無い安定したサーバを選ぶのは最優先項目の一つです。
いくらサーバが高速でも、時々アクセス出来ない不安定なサーバは使えません。
ブログのアクセスが少ないうちは、ダメージ無いですが、そこそこアクセス数が増えてくるとサーバトラブルは即収入源に繋がります。
mixhostを利用するメリットとは
mixhostのサーバトラブルについて触れましたが、他のレンタルサーバに対してメリットもあります。
他に先駆けてサーバの高速化技術を導入
ミックスホストは、エックスサーバーやコノハウィングなど他のレンタルサーバと比べた時の特徴として、サーバの高速化技術を先駆けて導入する印象があります。
現在は、Webサイトの読み込みを高速化するHTTP/3にも日本で初めて対応しています。
他のサーバでは、HTTP/2が使われています。
ちなみに、HTTP/2の導入もmixhostが一番早かったです。
他にも、WordPressを高速化するLiteSpeed Cacheも他のレンタルサーバに先駆けて導入していました。
コノハウィングやエックスサーバーと異なりデータベース容量に制限が無い
ミックスホストはデータベースの作成数だけでなく、1個あたりのデータベース容量についても制限がありません。
ミックスホストと比較されることが多いエックスサーバーやコノハウィングは、データベースの容量が制限されています。
レンタルサーバ名 | 1個あたりのデータベース容量 | データベース作成可能数 |
---|---|---|
ConoHa WING(コノハウィング) | 4.5GB | 無制限 |
エックスサーバー | 2GB | 無制限 |
ロリポップ | SSDサイズの範囲内で容量制限なし | プランによって異なる |
カラフルボックス | SSDサイズの範囲内で容量制限なし | 無制限 |
mixhost(ミックスホスト) | SSDサイズの範囲内で容量制限なし | 無制限 |
クーポンコードの利用で6ヶ月間無料
mixhostでは、提携企業とのタイアップで実質6ヶ月間無料で利用できるクーポンコードが配布されています。
もしレンタルサーバーとしてmixhostを使うことにした場合は、クーポンコードを利用して、更に安い料金で利用できるようにしましょう。
初心者に優しく、使い方などのマニュアルがかなり充実してる
mixhostを利用していて感じるのがマニュアルの充実ぶりです。
独自ドメインの設定だったり、WordPressのインストール方法や他のレンタルサーバからの移転方法などの手順が事細かにブログの記事形式で整理されているので、何度となくこのマニュアル達に助けてもらいました。
実際にmixhostを利用する上では、上記ヘルプセンター内のドキュメントを見ることで殆どは解決できるので、初めてWordPressを利用する初心者にとってもおすすめのレンタルサーバーです。
アダルト利用が可能
mixhostと比較されることが多いエックスサーバーやConoHa WINGは、アダルトコンテンツ関連の利用は禁止されています。
それに対して、mixhostは通常のサーバとは別にアダルト専用サーバが用意されています。
アダルト専用サーバといっても、料金は同じで、提供される機能やスペックも同じとなります。
30日返金制度がある
mixhostは30日以内に解約して、サポートへ連絡すると返金される制度があります。
以前までは10日間無料お試し利用というサービスだったのですが、今は30日間の期間に拡張されました。
ただ、返金を受けるためにサポートへの連絡が必須となります。
ミックスホストのデメリットとは
ミックスホスト最大のデメリットは、障害が比較的多く不安定な面なのですが、他にも機能や費用面でもデメリットがあります。
管理画面のcPanelが使いにくい
ミックスホストはサーバの管理機能(コントロールパネル)にcPanelを採用しています。
cPanel自体はカラフルボックスなど他のレンタルサーバでも使われているのですが、正直ごちゃごちゃしていて、使いにくいです。
月額480円のエコノミープランが廃止され実質値上がり
私がmixhostを使い始めた3年前には、月額480円のエコノミープランがありました。
今一番安いプランなのは、月額880円からのスタンダードプランとなります。
正直、個人の弱小ブログの運営ならばスタンダードプランよりもエコノミープランで十分だったんですよね。
そのため、これは実質値上がりだと感じています。
mixhostとしては、単価を上げたかったんでしょう。
結局のところmixhostは選んで良いのか?
ここまでmixhostのデメリットとメリットについて紹介しました。
3年以上実際に使っている身としては、これから新たにレンタルサーバを選ぶのであればmixhostはオススメしません。
その理由は、やはり安定性の低さです。
いくら最先端の技術を導入して、処理能力が優れ、ブログの高速化に役立つといっても、時々障害に見舞われて自分のブログが閲覧出来ない状態になっていては身も蓋もありません。
そのため、私はメインブログについてはmixhostは利用せず、障害が少ないConoHa WING(コノハウィング)を使っています。