Googleアドセンスは、従来一部の利用者を除いて追尾広告の利用はポリシーで禁止されていましたが、2019年11月からはアドセンスのアカウント保有者であれば全員が利用することができるように変更されました。
目次
アドセンスにおける追尾広告利用条件
2019年10月以前の追尾広告導入条件は下記2点でした。
- 一定の収益を得ているアカウント
- Google によって承認されたアカウント
これが2019年11月からは、AdSenseを利用できる全てのアカウントへと変更され、グーグルからの承認も不要となりました。
アドセンスの追尾広告を使う上で守らなかればいけないポリシー
ここでは、2019年11月27日に案内された資料を元に、アドセンス広告を用いた追尾広告を利用する上で守らなければならないポリシーについて列挙しています。
使い方を間違えると、ポリシー違反に問われますので下記項目を1つ1つよく理解して使ってください。
- 追尾広告の掲載場所は、縦のスクロールのみ
- マウスのカーソルを追尾するような広告は禁止
- 広告と一緒にコンテンツやナビゲーションリンクが追尾されることは禁止
- 広告をユーザーのスクロール以外の動作で非表示にするのは禁止
- Googleアドセンス以外広告と一緒に追尾されることは禁止
- スクロールの際、広告はスムーズに追尾されるようにしなければならない。断続的な動きは禁止
- 追尾広告の表示は 1 ページにつき 1 個まで。2個以上の広告ユニットを追尾広告として表示してはいけない
- スマホでの表示ではアンカー広告の形式として配信すること
出典:Google AdSense 追尾広告に関するアップデート
追尾広告の設置方法
追尾広告の設置方法ですが、WordPressでブログを書いている人は、導入しているテーマのウィジェットで簡単に実現できると思います。
私はこのブログ以外で有料テーマのAFFINGER6を導入しているのですが、AFFINGER6の場合は、スクロール広告用というウィジェットに、カスタムHTML(広告用)を設置して、このカスタムHTML内にアドセンスのコードを記載すればOKです。
AFFINGER6含め、ウィジェットにアドセンスは禁止ですと記載されている場合もありますが、これは従来アドセンスの追尾広告が一般的には禁止されていた名残です。
いずれアップデートされてこの文言は取り除かれることでしょう。