エックスサーバー株式会社が運営するレンタルサーバーには、エックスサーバー以外にシン・レンタルサーバーがあります。
今回実際にシン・レンタルサーバーを試す機会をPR絡みで頂きましたので、主にエックスサーバーとの違いに焦点を当てて比較していきたいと思いますが、評判の良いエックスサーバーを更に安く利用できる意味でもシン・レンタルサーバーはかなり魅力的です。
シン・レンタルサーバの永久無料独自ドメイン特典でドメイン移管
料金の違い
月額料金(通常時)
シン・レンタルサーバーとエックスサーバーの月額料金は以下のようになっています。
それぞれ複数の料金プランが用意されていますが、個人がWordPressでブログを運営する上では一番安いプランで十分なため、それぞれ一番安いプランの料金を比較しています。
サーバープラン | シン・レンタルサーバー ベーシック | エックスサーバー スタンダード |
3ヶ月 | 990円 | 1320円 |
6ヶ月 | 990円 | 1210円 |
12ヶ月 | 880円 | 1100円 |
24ヶ月 | 825円 | 1045円 |
36ヶ月 | 770円 | 990円 |
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いずれも長期契約するほど月額料金は安くなります。
仮に1年間利用するとなると、シン・レンタルサーバーは合計で1万560円で、エックスサーバーは1万3200円となりシン・レンタルサーバーの方が2000円以上安くなります。
月額料金(キャンペーン時)
続いてキャンペーン時の料金についても比較してみます。
シン・レンタルサーバーもエックスサーバーも定期的にキャンペーンを開催しており、下記は2023年9月時点の情報になります。
サーバープラン | シン・レンタルサーバー ベーシック | エックスサーバー スタンダード |
3ヶ月 | 990円 | 1320円 |
6ヶ月 | 990円 | 1210円 |
12ヶ月 | 616円 | 880円 |
24ヶ月 | 577円 | 783円 |
36ヶ月 | 539円 | 693円 |
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仮に12ヶ月契約した場合、シン・レンタルサーバーは合計7392円なのに対して、エックスサーバーは1万560円と年間で3000円の差が生じます。
サーバースペックの違い
物理サーバーのスペックはエックスサーバと同じ
シン・レンタルサーバー及びエックスサーバーともにサーバーのCPUとメモリの搭載量は以下のように同じとなっています。
サーバープラン | シン・レンタルサーバー | エックスサーバー |
CPU | 128コア | 128コア |
メモリ | 1TB | 1TB |
同じ会社が運営していますので、基本的に同一のハードウェアを利用しているものと考えられます。
実際シン・レンタルサーバー契約後に管理パネルからサーバー情報を確認すると、CPUがAMD製のEPYC 7543 2.8GHzでメモリが1TBという記載があります。
各契約者に割り当てられるサーバースペックもエックスサーバと同じ
ここからは実際に私達利用者に関係するサーバースペックとなります。
個人が利用するような格安レンタルサーバーは、1つのサーバーを複数人で利用する共用サーバーとなっています。
そのため、先程のサーバースペックがそのまま使える訳ではなく、利用プランに応じてCPUやメモリのリソースが割り当てられます。
具体的には以下のようになっています。
サーバープラン | シン・レンタルサーバー ベーシック | エックスサーバー スタンダード |
vCPU | 6コア | 6コア |
メモリ | 8GB | 8GB |
ユーザーサポートの違い
シン・レンタルサーバーもエックスサーバーもユーザーサポートに定評がありますが、シン・レンタルサーバに無くてエックスサーバーにあるのがチャットによるサポートです。
従来の電話やメールによる問い合わせ以外に昨今はチャットによるサポートが増えつつありますが、エックスサーバーならチャットを使った問い合わせが可能です。
その他シン・レンタルサーバーとエックスサーバーの違い
エックスサーバーならSWELLを割引購入できる
シン・レンタルサーバーとエックスサーバーの違いで大きいのは、エックスサーバーには有料WordPressテーマの割引販売がある点です。
有料WordPressテーマの割引販売はGMO系列のConoHa WINGやお名前.comレンタルサーバー が行っていますが、エックスサーバーも同様のサービスを行っています。
エックスサーバーは、個人ブロガーに大人気のSWELLを割引購入できるのが最大の魅力です。
シン・レンタルサーバーやコノハウィングなど他のレンタルサーバーでSWELLを安く購入することは出来ません。
SWELLを割安価格で買えるのはエックスサーバーだけ
私のように既にSWELLを購入して使っている人には関係ありませんが、これからSWELLを買ってブログを始めたいと思っている方はエックスサーバーを利用するのがお勧めです。
シン・レンタルサーバはコンテンツ制限が少ない
エックスサーバーをはじめ多くのレンタルサーバーはマッチングアプリやアダルトサイトなどのコンテンツを取り扱う用途では利用できません。
それに対してシン・レンタルサーバーは、法律や公序良俗に反する内容に違反しない範囲であれば、幅広いコンテンツを取り扱うことが可能です。
無料独自ドメインの数が異なる
シン・レンタルサーバーは、独自ドメインが永久無料になるのが1個もらえるのに対して、エックスサーバーは2個貰うことが出来ます。
違いがないサービス一覧
シン・レンタルサーバーとエックスサーバーは個人で利用する上では違いが少ないです。
どちらも独自ドメインが契約中は永久無料ですし、最初の方に紹介したようにサーバーの性能も殆ど同じです。
エックスサーバーで評価の高いサポート体制はシン・レンタルサーバも同じです。
- 無料お試し期間
- SSDディスク容量
- メールや電話によるサポート
- WordPressの簡単インストール機能
- 自動バックアップ機能
- WordPressの高速化機能
それではシン・レンタルサーバーを選ぶポイントはなんでしょうか?
シン・レンタルサーバを選ぶポイント5選
実際にシン・レンタルサーバを利用した中で、シン・レンタルサーバーを選ぶポイントは以下の5点に凝縮されます。
- 性能が良いサーバーを格安で使いたい
- メール問い合わせから24時間以内に回答するなどサポートがちゃんとしているサーバーを使いたい方
- サービス維持調整費による値上がりが嫌な方
- WordPressの高速化技術KUSANAGIを利用したい方
- 他社では取り扱うことが出来ないコンテンツで利用したい方
エックスサーバーとシン・レンタルサーバは同じ会社が運営するサービスですが、シン・レンタルサーバをエックスサーバーと比較した場合、コスパの高さやアダルトサイトなど他社含め運営が困難なコンテンツを取り扱いたいならシン・レンタルサーバーがお勧めで、より手厚いサポートや有料テーマSWELLを割引購入したいならエックスサーバーがお勧めとなります。
SWELLを割安価格で買えるのはエックスサーバーだけ
コスパ良くてコンテンツ制限無し