WordPressの有料テーマとして最近人気急上昇の「SWELL」
SNSで見ていてもかなり評判が良いですよね。
WordPressテーマ「SWELL」の評判とお勧め出来る人
ブログ歴15年以上の私も、それまで使っていた他の有料テーマから乗り換えて使っていますが、使い勝手が本当に気持ちよくてビックリしています。
ただ、SWELLには良い面だけではありません。
今回は、私自身が実際に使っている中で感じたデメリットをを解説していきます。
他のテーマに比べて価格が高い
テーマ本体の価格が17600円と他のテーマに比べて高いのがまずデメリットとして挙げられます。
テーマ名 | 価格 |
---|---|
SWELL | 17600円 |
AFFINGER6 | 14800円 |
SANGO | 11000円 Conoha WINGで買う場合は9900円 |
JIN | 14800円 Conoha WINGで買う場合は14250円 |
STORK19 | 11000円 |
THE THOR | 16280円 |
ただ、SWELLの場合、AFFINGERだと有料となっているABテスト機能や下のようなボタンリンクに対してのクリック率測定機能などが標準で備わっているので、個人的には機能の割に安いと感じています。
SEO設定がプラグイン依存
SWELLはテーマ標準機能としては、SEO対策に必要となるメタ属性(タイトル、ディスクリプション、キーワードなど)の設定ができません。
そのため、テーマ標準機能だけ使っている状態だとSEOに弱くなり検索流入を得るうえで不利となります。
しかし、これに関しては、SWELL作者の了さんが開発しているSEO SIMPLE PACKプラグインを導入することで解決できます。
実際、SWELLを使う際の推奨プラグインの1つとして紹介されています。
SWELLで非推奨・不必要なプラグインと、推奨プラグインについて
「All in One SEO Pack」や「Yoast SEO」など有名なSEO対策プラグインを使っても良いのですが、これらは機能が多すぎて、個人ブロガーレベルでは不要な機能も多いのが実情です。
また、世界的に有名なプラグインなので、脆弱性を狙った攻撃も多いので、よほどの事が無い限り私は使っていません。
今は、プラグインやテーマを変えたからといって検索順位があがる時代ではありません。
基本的なSEO対策ができていれば十分です。
なお、SWELLがSEO関連の設定をテーマ標準機能ではなく、プラグインにしているのは理由があります。
それは、今後SWELLから別テーマに乗り換える際に、テーマ標準機能としてメタディスクリプション等を設定できるようにしてしまうと、乗り換え時にメタ情報が引き継がれないデメリットが発生するためです。
即ち、SWELLは、自分のテーマから他のテーマに移る人の事も考えて設計されている非常に良心的なテーマなのです。
AMP非対応
SWELLは、GoogleのAMPには対応していません。
また、今後も対応する予定が無いことを開発者の了さんがコメントしています。
私自身はAMPを使っていないのでデメリットとはなりませんが、ブログでAMPを使う予定がある人は、SWELL以外のテーマを利用する必要があります。
AMP対応しているテーマとしてはAFFINGER5がありますが、AFFINGERも次のAFFINGER6でAMP対応の表記を削除しているのが実態です。これはAMP対応によるメリットが昨今減っているためです。
クラシックエディタに慣れている人は使いにくいかもしれない
SWELLはブロックエディターに完全対応しているWordPressテーマです。
AFFINGER6のように中途半端にブロックエディターに対応しているテーマとは異なります。
AFFINGER6は逆に今でもクラシックエディタの方が使いやすい面がある一方で、SWELLはブロックエディターに関する開発が頻繁に行われているので、クラシックエディタを使って記事を書くなら正直SWELLを使う意味は無いと思っています。
私自身、SWELLを使うまで他のテーマではクラシックエディタで記事を書いていたので、SWELLにして最初はブロックエディターに慣れない面もありました。
そのため、これまでずっとクラシックエディタを使って記事を書いていた方は、SWELLテーマを使うと最初は慣れるまで時間がかかるというデメリットがあります。
ライセンス認証が面倒かも
WordPressのテーマは、一度購入した後にテーマのファイルをダウンロードし、それを自分の管理するWordPressへインストールすれば、その後は基本的に何もしなくてもアップデートされます。
SWELLも以前まではそうだったのですが、人気が出て一部で規約に違反するテーマの無料配布や使われ方が多くなってきたため、ライセンス認証の仕組みが導入されました。
ライセンス認証しないと、SWELLはバージョンアップやアップデートができません。
ライセンス認証は、自分のサイト側とSWELL会員サイトを使って認証を行います。
認証は、ブログのドメイン毎に対して行うので、ドメインを変える場合は、再度認証が必要となります。
以上、WordPressテーマのSWELLに関するデメリットについて解説してきました。