WordPressの有料テーマとして最近人気急上昇の「SWELL」
ブログ歴15年以上の私も、それまで使っていた他の有料テーマから乗り換えて使っていますが、多機能且つ使い勝手が本当に気持ちよくてビックリしています。
今回は、第三者によるSWELLの評判や口コミ情報だけでなく、私自身が実際に使っている中で感じたSWELLを使うのがお勧めの人と、お勧めじゃない人についても考察していますので、購入前の判断材料として活用してもらえればと思います。
尚、SWELLのデメリットについては下記記事で解説しています。
SWELLはおすすめされすぎなのか?その理由を考察
WordPressの有料テーマでSWELLはよくお勧めされていますよね。
お勧めの口コミを見てると感じるのがSWELLっておすすめされすぎじゃない?という思いです。
なにか裏があるんじゃないか?
と疑念に思うかと思います。
SWELLがお勧めされる理由は大きく分けて以下の2つあると私は思っています。
- SWELLの購入に対して紹介報酬(アフィリエイト)がある
- 本当に有料テーマの中でSWELLの機能性や利便性が他のテーマと比べて優れている
他の有料テーマ同様にSWELLも紹介報酬(アフィリエイト)があります。
そのため、SWELLをブログの読者やSNSのフォロワーに買ってもらいたいという欲が出るためおすすめされやすくなります。
もしSWELLの紹介に報酬が発生しなければ、今のような数多くのお勧めのされ方はしないと思います。
ただ、SWELLが他の有料テーマと違う点があります。
それは、以下の3点です。
- アフィリエイト報酬が他の有料テーマに比べると圧倒的に安い
- 紹介者独自の特典が付けられないので、情報商材など詐欺的な特典をもらうリスクが無い
- テーマ購入者しかアフィリエイトできない
アフィンガーや賢威など他の有料テーマと比べるとSWELLのアフィリエイト報酬は半分以下です。
アフィリエイターは基本報酬が高い方をおすすめする傾向にあるのに、今やSWELLの評判はこれらテーマを圧倒しています。
それは、アフィリエイトの報酬関係なく、SWELLが純粋に機能性や使い勝手、きれいなブログを簡単につくれるからです。
次に、アフィンガーなどでは紹介者独自特典をつけることが可能となっています。
特典の数をアピールしたり、サポートをアピールするような内容になっていますが、残念ながら実用性のある特典は少ないのが実態です。
そして、これら紹介者独自の特典に絡むトラブルもあります。
そのため、SWELLは現在紹介者独自の特典は付けられない仕組みを採用しています。
最後にSWELLのアフィリエイトは、実際にテーマを購入した人しか出来ないようになっている点です。
アフィンガーなど他のテーマの多くは、そのテーマを買わなくてもアフィリエイトで紹介することが可能です。
そのため、実際に利用したこともないのにお勧め記事を書いているケースもあるわけです。
これでは信用できませんよね?
しかし、SWELLはテーマを購入した人しかアフィリエイトで紹介できないようになっているので、実際に使った上での紹介となりやすいです。
もちろん、報酬がほしいがために、デメリットよりもメリットを強調してお勧めしている点もあるかと思います。
SWELLに対する口コミを確認してみる
不満等の悪い口コミ
SWELLを実際に使っている人による不満や悪い評価の口コミについてみてみましょう。
表(テーブル)を作成する機能について不満があるという口コミが複数ありました。
SWELLテーマで使える表ブロックは、当初以下のような感じで他のテーマと同じレベルのシンプルな機能でした。横スクロール出来たり、ヘッダー部分の色を変えられたりするので他のテーマに比べて不満は無いですが、細かく設定したい人にとっては物足りないという口コミもありました。
テーマ名 | 評価 |
---|---|
SWELL | ○ |
JIN | △ |
しかし、その後最新バージョンでは様々な表ブロックが追加されていて、今や表やテーブル作成機能はSWELLが圧倒的だと個人的には評価しています。ボタン一発で以下のような表が作成できます。
SWELL 17,600円 | AFFINGER6 14,800円 | |
---|---|---|
ブロックエディター対応 | ||
高速化機能 | ||
広告管理機能 | 有料プラグイン必要 | |
リンククリック計測機能 | 有料プラグイン必要 | |
SWELLのデモサイトを見てみる | AFFINGER6公式サイト |
メリット | デメリット |
---|---|
ブロックエディター完全対応 高速化機能 広告管理機能 ボタンリンク計測機能 | 他の有料テーマより価格が高い |
商品A | 商品B | 商品C | |
---|---|---|---|
機能A | 少し古い | 普通 | 最新機能 |
機能B | 非対応 | 制限付き | 使用可 |
性能A | [単位] | 200500[単位] | [単位] | 1000
性能B | 500[単位] | [単位] | 1000[単位] | 800
デザイン | 普通 | 良い | 微妙 |
価格 | 5,000円 | 10,000円 | 15,000円 |
購入する | 購入する | 購入する |
SWELLテーマを使った際の表(テーブル)を作成する様子については、下記公式サイトの解説記事で動画も含めて解説されています。
因みに、SWELLの開発者である了さんが開発を手掛けるUSEFULL BLOCKを使えば、下のような比較表も簡単に作れます。
こちらの口コミは、SWELLの数少ない不満な点として、ブロックエディタでの文字装飾に手間がかかる点を挙げています。
単純にマーカー装飾をするとかは、ワンクリックで簡単なんですが、文字サイズも同時に変えるとなると、手数は増えますね。
SWELLはブロックエディタでの使い勝手が良いという評判が大半ですが、こういった細かい点では不満の声もありました。
良い口コミ情報
続いてSWELLに関する良い口コミについて見てみます。
SWELLでで多いのがブロックエディタの使い勝手が良いという口コミです。
実際私もこのブログでSWELLを使っていますが、ブロックエディタでの記事の作成は快適すぎるの一言です。AFFINGER6も併用しているので、SWELLの良さがより実感できます。
続いての口コミは、アフィリエイトについてですね。
アフィリエイトやるならAFFINGERという評価がありますが、SWELLはどうなのか?というのは気になるところですよね。
SWELLはAFFINGERだと有料プラグインを買わないと出来ないABテストやボタンリンクのクリック率分析がテーマ標準の機能で備わっています。
ボタンリンクは、以下のような感じです。
これは、実際にSWELLを使っていないと気づかない点だと思います。
リンクのクリック分析機能に関しては、AFFINGER6の有料プラグインであるAFFINGERタグ管理マネージャーよりは劣りますが、無料で使える機能としては十分です。
他に多い口コミとしては、やはりデザインですね。
装飾やボタンリンクについては、これまでにも触れてきました。
広告のリンクに関しても、以下のようにレビュー評価の星数や商品の価格と合わせて2つのボタンリンクを設置することが出来るので、公式サイトへのリンクと内部リンクを併用するということも出来ます。
タイムライン表記、STEP表記も予めブロックが用意されていて、それを選ぶだけで以下のように簡単に記事に挿入できます。
購入後、購入者専用のページからテーマファイルをダウンロードします
ダウンロードしたテーマファイル(zipファイル)をWordPressの管理画面からインストールします
SWELLの利用を勧めたい人とお勧めしない人
SWELLの利用をお勧めしたい人
WordPressでのブログ作成経験が浅い人やブログ初心者にSWELLはお勧めです。
何故かというと、SWELLを使えばカスタマイズ無しの初期状態でそこそこのデザインが完成するので、デザイン設定に時間が取られることが少なく、記事作成に集中できるからです。
実際、このブログもSWELLの初期状態のデザインで使っています。
もちろん、カスタマイズすることで自分独自のデザインにすることも出来ます。
SWELLはカスタマイズ性が低いなんて口コミもありますが、実際設定項目は100以上もあるので、いじろうと思えば、色々とカスタマイズも出来ます。
また、WordPressのバージョン5から導入されたブロックエディタ(Gutenberg)に完全対応しているのも伊達じゃなく、本当にSWELLでの記事作成は気持ち良く作業できます。
記事作成で、自分のやりたい装飾が簡単にできるのはブログ初心者や装飾に手間取っている人にとっては強力な武器となります。
これまで私はAFFINGER5でクラシックエディタを使って記事を書いてきて、正直ブロックエディタへの乗り換えは抵抗がありました。
しかし、SWELLのおかげで今ではブロックエディタの方が記事作成は効率が良くなりました。
WordPressはバージョン5以降ブロックエディタが主流となっています。
そういった意味でも、ブロックエディタでの使い勝手に優れたSWELLは選んで後悔しないテーマです。
また、SWELLがブログ初心者から中級者にお勧めできる点として、購入者限定の質問フォーラムの存在があります。
これはSWELLを利用していて分からない点や疑問点があるときに、質問フォーラムに投稿することで、他のSWELL利用者や開発者の了さんから回答が得られます。
また、機能追加の要望や不具合情報も投稿することで、今後のバージョンアップで対応してくれるケースがあります。
AFFINGERなんかだと、サポート未対応を強力に謳っていて、問い合わせのハードルも高く設定されています。
初心者の対応をすることは、テーマ開発者にとって非常に時間的なコストがかかるからです。
そういった面では、SWELLは非常に良心的な対応をされていると評価しています。
SWELLをお勧めしない人
SWELLをお勧めしない人は、既に何個も有料テーマを購入している人です。
SWELLは評判が良く、SWELLに乗り換えたいとい思うかもしれません。
既にブログで収益を挙げていて、お金に余裕があるなら、SWELLを購入しても良いでしょう。
しかし既に有料テーマを複数買っているような状態なのであれば、まず現状持っている有料テーマの使いこなしを考えましょう。
その有料テーマが今後ブロックエディタに対応しないというのであれば、SWELLへの乗り換えはアリですが、ブロックエディタに対応するテーマならば、それを待ちましょう。
例えば、AFFINGER5はブロックエディタの利用は非推奨ですが、AFFINGER6でブロックエディタに対応しています。
ただ、現状Cocoonなどの無料テーマを使っているならば、有料テーマの実力を知る上でも購入を考えて良いでしょう。
Cocoonは無料ながら有料級の機能を持っているWordPressのテーマです。
私もCocoonの前進であるsimplicityから使っていましたが、これが無料なのかというテーマです。
しかし、有料テーマのSWELLと比べると使い勝手で劣ってしまう面があるのは仕方ありません。